とらのあなで取り扱っている同人誌は、とらのあなロジスティクセンター(TLC)と呼ばれる倉庫に保管されています。
同人誌がどうやって保管され、手元に届けられるのか、物流の現場を少しご紹介します!
とらのあなロジスティクセンター(TLC)とは?
こちらが我が社の倉庫、TLC。千葉県市川市にあります。1万㎡規模で、日本最大級の同人誌保管量です。
その数は約46000アイテム!
それでは、同人誌がTLCに届いてからの流れをご紹介していきます。
配送業者によって同人誌がTLCに運ばれてきます。まずは作業場へと移動します。
こちらがまず最初に行う「IDチェック」の作業場です。
運ばれてきた同人誌を1冊取り出して、サークル様の登録してある情報と合っているかをチェックしていきます。
問題なければ次の作業エリアで同人誌を箱から取り出し、破損や印刷内容に問題がないかをチェックします。
続いて袋詰め(ピロー機)の場所へと移動します。
こちらがピロー機です。この機械で同人誌を袋詰めし、バーコードが貼り付けられます。
特殊な特典が付いている本や、A5本、B5本以外の規格サイズではない本などはピロー機に通せないので、
それらは手作業で袋詰めをしていきます。
袋詰めが終わると「圧縮」という工程に入ります。店舗毎に配送する同人誌をダンボールに梱包し、
指定の場所に置いておき、全国の店舗へと出荷されていきます。
続いて、とらのあな通信販売で購入された同人誌の流れをご紹介します。
同人誌を保管している棚から探して注文された同人誌を集めるのが「集荷」の作業です。
棚番には「あいうえお」が付けられていて、頭文字と合う地名が付けられています。
スタッフが頑張って集荷していますね!
集荷には2種類ありまして、同人誌を1冊だけ購入したお客様の集荷を「ベア集荷」、
同人誌を複数冊購入している複数のお客様の注文をまとめて集荷することを「ソート集荷」と言います。
ソート集荷したものは、通販で購入したお客様単位に分別する作業を行います。
冊数の少ない場合はネコポスで、冊数の多い場合は箱詰めし、分別が終了したら梱包作業に移ります。
分別の終了した同人誌を梱包し、発送伝票が貼られていきます。
この機械はネコポス用の梱包機械です。
こちらは伝票を貼っていく機械です。
梱包が終わると、注文されたお客様のご自宅へ発送されていきます。
以上、TLCの物流現場紹介でした。いかがでしたか?
クリエイターさんが丹精込めて作った作品をTLCにて大切にお預かりし、
ファンの方へお届けするため、日々TLCスタッフ達が頑張ってくれています。
その様子が少しでも伝わっていたら幸いです。